2024年5月30日木曜日

高能率スピーカー購入までの道のり 備忘録

 春先に中古のATC SCM7(旧型)をヤフオクで落札したのは、密閉型かつロック向きのスピーカーが欲しかったから。




それまで愛用していたHarbeth P3ESRはジャズや女性ボーカルに高い親和性があると感じており、もう一台のAUDIO SPACE LS3-5Aは同傾向ながら、もうちょっとロック方向もイケる分ジャズや女性ボーカルに関してはP3ESRに一歩及ばない印象でした。

そこで、激しめ音楽御用達ともいえるSCM7を導入してみたところ、なんかウーファーの動きが重ったるく暗い音色で気分がずーんと落ち込みそう。こりゃアンプが非力すぎたか?

そして二日目の晩、大きめの地震が発生しスタンドから落下、片側から音が鳴らなくなる事態に!なんとか修理できるところはないかと検索した結果、市内にある(有)エーブイアールに持ち込み見事復活。サービスで無事な方も診ていただきました。

そのおかげなのか、私の耳が腐っているのか、退院してきたSCM7は我が家にやってきたときとはガラリと変わって、それはそれは元気な良い音を奏でてくれるじゃア〜リませんか!なんで?

で、ここでタイトルがらみの話になるわけだが、上記の(有)エーブイアールにスピーカーを持ち込んだ際にそこの社長さんと少々オーディオ談義をさせていただいたところ、このスピーカー(SCM7)はずいぶん能率が低いね。真空管アンプで聴くなら高能率スピーカーのほうが良いよ。等の助言をいただき、社内の試聴室でエレキットのTU-8200にパイオニアのSA-5というハッキリ言ってかなりお安い組み合わせで視聴させてもらったのですが、これが文句の付け所がないというか、至極まっとうな音というか、普通に良い音だったのです。

以後ネットで高能率スピーカーについて調べていくと、どうやらオーディオ世界では「高能率スピーカーこそ至高」という勢力があるような印象が。というのは大袈裟としても、このページは大いに勉強になりました。

で、おてごろな高能率スピーカーは無いかいな?とググれば必ずヒットするのが米Klipschのスピーカーです。ここで、このメーカーのラインナップのことや型番の意味とか値段等々の説明を入れるところですが、面倒くさいので割愛。備忘録だしね。とりあえず、Klipschのスピーカー購入で一番参考になった頁のリンクを残しておく。備忘録として。

というわけで私が購入したのはRP-150Mという機種。

スペックはこんな感じ


手持ちのスピーカーの能率を列挙すると
  • Harbeth P3-ESR  83.5dB
  • AUDIO SPACE LS3/5a  82.5db
  • ATC SCM7 84dB
  • Klipsch PR-150M 93dB
となるのだけど、あれ?あれ、あれ? ATC、その前の2つより能率高ぇじゃん。
あの音はアンプの力不足じゃなくて、もともとそういう音なん?








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