2017年6月30日金曜日

BB交換 WISHBONE BB86-SH

プレスフィットってやつは・・・

私の現在の愛車は2013年式のSCOTT CR-1
ケーブル類は外装式で整備がしやすい。
ボトムブラケットはPF86という圧入(プレスフィット)式で整備しづらく異音が出やすい。

一般に圧入式のボトムブラケットは異音が出やすいと言われる。
キャノンデール等が採用するBB30は特に出やすいようだ。
じっさい、BBからかは分からなかったが、私の自転車もペダルを漕ぐと異音がすることがままある。

そんな悩みを抱える貴兄にオススメなのが、自転車大国台湾からやってきたWISHBONEのボトムブラケットなのです!(ショップ○ャパン風)




国内ではどこも品切れのところ、たまたまeBayで見つけ即購入。
台湾のセラーさんは仕事が早い、一週間も立たず我が家へ。

というわけで、あらかじめ取り寄せておいたBBはずしの工具を差し込み、プラハンマーで叩くが元より付いていたBBはうんともすんとも言わない。


それでも夢中で叩いていたら、中のベアリングだけ取れちゃった。


残った樹脂製のカップを外さないことにはしょうがない。
叩き出すことはあきらめ、内側からカップを切ってみることに。
ハンダゴテやヤスリを使い、もう少しでシェルに届きそうなところまで削ったあと、
シェルとカップの境にマイナスドライバーをあてて軽く叩いてみると5mmほどでてきた。
後はBBはずしで簡単に押し出すことが出来ました。
ベアリングの外れていない反対側もマイナスドライバーで叩いてやると1mmほど浮き出てきた。
そうすると、あれだけ叩いてもうんともすんとも言わなかったBBを楽に押し出すことができるじゃあーりませんか。
なんだ初めからこうすりゃ良かったんじゃ?



ここまでくれば、WISHBONEを左右からねじ込めば良いだけ。



やっと取り付けが出来た。
ベアリングだけが出てきたときは肝を冷やしました。

早速、雨が振りそうな天気の中15分だけ試乗してみました。
今までと感触が違います。ペダルを踏んだ感じが固いです。
樹脂カップに包まれたベアリングがシェルの左右にあるだけだったのが、
強固なアルミの筒で左右がつながれたため、シェルがしならなくなったのでしょう。
こりゃ、慣れるまではすぐに疲れてしまいそうだ。
ちなみに異音はしませんでした。

追記
後日、ちゃんとした格好でいつものコースを走ってみたところ、平均速度は1キロ上がるわ疲れないわで、いいことづくめだった。追い風のおかげかもしれないけど

2017年6月9日金曜日

AUDIO SPACE LS3/5A  その6

冷やかし入札は危険です

とても良さそうなアンプが¥1,000〜で出品されてたんです、ヤフオクに。
そんなことは万が一にもありえないと思いつつ、十万が一落札できるかもと思い入札したんです。前回LK85を落札したのと同じ¥32,500で。

翌日、「そういえばあのアンプどうなったかなぁ〜」と商品ページをのぞいてみると¥81,000までせり上がっていました。そして、最高額入札者は自分でした。
あわてて確認してみると、なんと私は¥32,500ではなく¥325,000と打ち込んでいたのでした。すぐさま最高額設定を¥81,000までに訂正し、新たな入札者を待ちましたが奇特な騎士があらわれることなく、そのまま落札されたのでした。(涙)

やっちまったもんは仕方がない、落札辞退も出品者に申し訳ない、こうなりゃ入手後(ちょっとだけ聴いて)すぐ出品すりゃカードの引き落とし日までに入金されて、1〜2万円程度の出血(それでも痛い)で済むはずだと算盤をはじきました。

で、こういう場合も【とらぬ狸の皮算用】というのでしょうか?
さっそく届いたアンプをLK85とつなぎ換え、音を出した瞬間にこいつをキープせざるを得なくなりました。それくらい音が良くなったんです。
ONKYO A-973からLINN LK85に交換した時以上の衝撃でした。
なんというのでしょうか、一気に音がモダンになった、つまり早い明るい見通し良い音になったんです。

おかげで、それ以外のものを処分してアンプ代を工面しなくてはならなくなり、LK85一台をふくむオーディオ機器と使用しなくなった自転車用品を出品、現在までに¥73,100を売り上げ、とりあえず一息つきました。

それにしても、自転車パーツって年数たっても多少傷いっても結構高値で売れるもんなのね。

かくしてワタクシは LINN MAJIK 2100(後期)のオーナーになったのです。
めでたし、めでたし?