私の現在の愛車は2013年式のSCOTT CR-1
ケーブル類は外装式で整備がしやすい。
ボトムブラケットはPF86という圧入(プレスフィット)式で整備しづらく異音が出やすい。
一般に圧入式のボトムブラケットは異音が出やすいと言われる。
キャノンデール等が採用するBB30は特に出やすいようだ。
じっさい、BBからかは分からなかったが、私の自転車もペダルを漕ぐと異音がすることがままある。
そんな悩みを抱える貴兄にオススメなのが、自転車大国台湾からやってきたWISHBONEのボトムブラケットなのです!(ショップ○ャパン風)
国内ではどこも品切れのところ、たまたまeBayで見つけ即購入。
台湾のセラーさんは仕事が早い、一週間も立たず我が家へ。
というわけで、あらかじめ取り寄せておいたBBはずしの工具を差し込み、プラハンマーで叩くが元より付いていたBBはうんともすんとも言わない。
それでも夢中で叩いていたら、中のベアリングだけ取れちゃった。
残った樹脂製のカップを外さないことにはしょうがない。
叩き出すことはあきらめ、内側からカップを切ってみることに。
ハンダゴテやヤスリを使い、もう少しでシェルに届きそうなところまで削ったあと、
シェルとカップの境にマイナスドライバーをあてて軽く叩いてみると5mmほどでてきた。
後はBBはずしで簡単に押し出すことが出来ました。
ベアリングの外れていない反対側もマイナスドライバーで叩いてやると1mmほど浮き出てきた。
そうすると、あれだけ叩いてもうんともすんとも言わなかったBBを楽に押し出すことができるじゃあーりませんか。
なんだ初めからこうすりゃ良かったんじゃ?
ここまでくれば、WISHBONEを左右からねじ込めば良いだけ。
やっと取り付けが出来た。
ベアリングだけが出てきたときは肝を冷やしました。
早速、雨が振りそうな天気の中15分だけ試乗してみました。
今までと感触が違います。ペダルを踏んだ感じが固いです。
樹脂カップに包まれたベアリングがシェルの左右にあるだけだったのが、
強固なアルミの筒で左右がつながれたため、シェルがしならなくなったのでしょう。
こりゃ、慣れるまではすぐに疲れてしまいそうだ。
ちなみに異音はしませんでした。
追記
後日、ちゃんとした格好でいつものコースを走ってみたところ、平均速度は1キロ上がるわ疲れないわで、いいことづくめだった。追い風のおかげかもしれないけど